最終更新:2025/10/20
結論(最初に)
マイナ保険証を使うには事前に「健康保険証の利用申込み」が必要です。申込み後は、医療機関・薬局の受付でカードをタッチし、顔認証または4桁暗証番号で本人確認すればOKです。保険の切替や氏名・住所変更の直後は反映まで時間がかかることがあります。
はじめて使う前の手続き(最短3ステップ)
- 健康保険証の利用申込みをする(本人分ごとに必要)
- カードの暗証番号(4桁)を確認
- 受診先がマイナ保険証対応か確認(多くの医療機関・薬局で対応)
家族分は各人のカードでそれぞれ申込みが必要です。
当日の使い方(受診の流れ)
- 受付のカードリーダーにマイナンバーカードをタッチ。
- 顔認証または暗証番号(4桁)で本人確認。
- 画面の指示に従って資格を確認し、受診へ。薬局も同様にタッチで確認します。
同意が求められる画面(処方情報の閲覧など)は、内容を確認のうえ選択します。うまく行かない場合は紙の保険証や資格確認書で受診できる運用があります。
うまくいかないとき(先にここを確認)
- 読み取り失敗:ケース/金属プレートを外し、カードのIC面を密着。別リーダーや別窓口で再試行。
- 暗証番号が分からない/ロック:当てずっぽう入力は中止。暗証番号の再設定へ。
- 資格が見つからない:保険切替直後は反映待ちのことがあります。受付で事情を伝え、資格確認書や後日確認の案内に従います。
- 氏名・住所変更が未反映:券面記載の変更を先に済ませます。
- 電子証明書の期限切れ:ログインや読取に失敗します。電子証明書の更新へ。
- マイナポータルに入れない:ログインできない時の確認点を参照。
ケース別メモ
- 転職・扶養変更・退職直後
- 新しい保険の資格情報が反映されるまで時間差が生じる場合があります。受付で状況を伝え、必要に応じて資格確認書などの案内を受けます。
- 家族のカード(子ども・高齢の家族)
- 利用申込みは各人分が必要。子どもは保護者同伴で手続きできる運用があります。
- 氏名・住所が変わった
- 住民票の変更後、カード券面の変更手続きを実施。電子証明書は自動延長されないため状態を確認します。
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よくある質問
- 申込みは一度だけで良いですか?
- 保険の切替など条件が変わった場合は、再確認や手続きが必要になることがあります。
- 顔認証だけで使えますか?
- 多くは顔認証で完了します。うまくいかない時は4桁暗証番号で本人確認します。
- 子どもの分はどうする?
- 子ども本人のカードで申込みが必要です。詳細は自治体や保険者の案内に従います。
公式リンク
※本記事は一般向けの概要です。制度・運用は変更される場合があります。最新の情報は必ず公式ページ・窓口でご確認ください。



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