最終更新:2025/10/20
結論(最初に)
コンビニ交付が使えない主な原因は次の4つです。まずは上から順に確認します。
- サービス時間外・メンテナンス中(早朝・深夜やシステム停止の時間帯があります)
- 暗証番号エラー(利用者証明用の4桁/3回誤るとロック)
- 電子証明書の問題(未搭載・期限切れ・更新未完了)
- 対象外(お住まいの自治体や欲しい証明書がコンビニ交付非対応)
※詳細や対象は自治体・店舗・機器により異なります。最終的な案内は各自治体の公式ページでご確認ください。
まずは5分でチェック(上から順に)
- 今いる店舗のマルチコピー機に「行政サービス」「証明書交付サービス」の表示がある。
- 時間帯が停止時間ではない(早朝・深夜・定期メンテに注意)。
- カードの4桁暗証番号(利用者証明用)を覚えている/3回試していない。
- カードの電子証明書が有効(期限切れや搭載なしでは不可)。
- 欲しい証明書がコンビニ交付の対象で、自治体が参加している。
ここで×があれば、その項目の対処へ進みます。全部○なのに出せない場合は店舗・回線の一時不具合の可能性があるため、別店舗・時間帯での再試行をおすすめします。
原因別の対処
1)サービス時間外・メンテナンス
- コンビニ交付は終日ではありません。早朝・深夜に停止時間が設けられているほか、システム保守日があります。
- 画面に「サービスを一時停止しています」等の表示が出る場合は、時間を改めるか別店舗で再試行します。
2)暗証番号エラー(4桁)
- 必要なのは利用者証明用電子証明書の暗証番号(4桁)です。署名用(英数字6〜16桁)とは別です。
- 3回連続で誤るとロックされ、市区町村窓口での初期化が必要になります(本人確認書類を持参)。
- 心当たりがあいまいな場合は当日の再挑戦はしないのが安全です。
3)電子証明書(JPKI)の未搭載・期限切れ
- コンビニ交付には利用者証明用電子証明書が必要です。未搭載・期限切れだと利用できません。
- 電子証明書の有効期限は5年です。期限切れは窓口で再発行・更新の手続きが必要です。
- 更新は期限の3か月前から可能です。早めの更新が安心です。
電子証明書が期限切れの時の対処 電子証明書の初期設定(JPKI)
4)自治体・証明書が対象外
- 自治体がコンビニ交付に参加していない、または一部の証明書(例:戸籍証明、本籍地が他市区町村 など)が対象外のことがあります。
- 住民票でも本人・同一世帯のみ交付など、対象に制限がある場合があります。
- 最新の対象・停止情報は自治体の公式ページで必ず確認します。
5)氏名・住所の変更が未反映
- 引越し・結婚などで氏名・住所変更の手続きが未完了だと利用できない場合があります。券面記載の変更を先に済ませます。
6)店舗・機器・回線の一時不具合
- 店舗のマルチコピー機(メーカー・型番)や回線の一時不具合で失敗することがあります。
- ケースやカバーを外す、カードを奥までまっすぐ差す、別店舗/別チェーンで再試行が有効です。
やってはいけないこと
- 暗証番号を当てずっぽうで連続入力しない(3回でロック→窓口行きになります)。
- 期限切れのカードで繰り返し試さない(履歴が残るだけで改善しません)。
- 対象外の証明書を求めない(本籍地が他自治体の戸籍など)。
最短の手順(初めての方向け)
- マルチコピー機のメニューから「行政サービス」→「証明書交付サービス」を選びます。
- マイナンバーカードを差し込み、4桁暗証番号を入力します。
- 証明書の種類・枚数・手数料を確認して発行します(現金/キャッシュレスは店舗規定)。
画面の文言はメーカー・店舗で異なります。表示に従って操作してください。
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よくある質問(短め)
- 暗証番号が分からない/ロックした
- 市区町村窓口で初期化(本人確認書類が必要)→再設定です。当日はコンビニ交付は使えません。
- カードは有効でも電子証明書が期限切れ
- コンビニ交付は利用できません。電子証明書の更新が必要です。
- 代理で取得できる?
- 基本は本人のみ。住民票の同一世帯取得など自治体別の条件があるため、自治体の案内を確認します。
公式リンク
コンビニ交付|公式ポータル 利用できる市区町村を調べる 証明書の取得方法 J-LIS:個人向け案内
マイナポータル デジタル庁:有効期限・更新※本記事は一般向けの概要です。制度・受付時間・手数料・対象は自治体や店舗により異なります。最新の案内は各自治体の公式ページでご確認ください。



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