最終更新:2025/10/20
結論(最初に)
電子証明書(JPKI)が期限切れになると、マイナポータルのログインやコンビニ交付、一部のオンライン申請が使えません。対処は市区町村の窓口で更新です。更新は有効期限の3か月前から可能で、前倒し更新でも新しい証明書は十分な有効期間になります。
今すぐ確認(5つ)
- 期限切れの対象は電子証明書か(カード本体ではないか)
- マイナポータルや券面で有効期限を確認済み
- 4桁暗証番号(利用者証明用)を把握/当日の推測入力はしない
- 窓口の受付時間と持ち物を確認
- 他の不具合(ログイン不可・読取失敗)は別記事で切り分け ─ マイナポータルに入れない/ コンビニ交付できない
期限の見方(どこで分かる?)
- マイナポータルの「電子証明書」表示で確認。
- 券面に記載があるカードもあります(記載が無い様式もあり)。迷う場合は窓口で照会できます。
更新の流れ(最短ルート|所要5〜10分目安)
- 住民票のある市区町村窓口へ行く(予約の有無は自治体案内に従う)。
- 「電子証明書の更新」を申請 → 本人確認。
- 端末でカード読取 → 必要に応じて暗証番号の再設定。
- 完了票を受領。その場でログイン等を試して確認すると安心です。
更新は有効期限の3か月前から可能です。前倒し更新でも、新証明書の有効期限は発行から5回目(または6回目)の誕生日までとなり、損はありません。
持ち物
- マイナンバーカード
- 本人確認書類(自治体指定)
- 暗証番号が不明/ロック時はその旨を伝え、暗証番号の初期化→再設定も同時に行います。
手数料は自治体で異なります(更新は無料運用が多いですが、再発行を伴う場合は費用がかかることがあります)。
つまずきやすいポイント
- カード本体は有効でも電子証明書だけ先に切れることがあります。
- 住所・氏名変更で券面記載を更新しても、電子証明書は自動では延長されません(別手続き)。
- 当日、4桁暗証番号を当てずっぽうで連続入力しない(3回でロック→窓口初期化)。
スマホ搭載(iPhone/Android)を使っている場合
- カード側の電子証明書が期限切れだと、スマホ連携の一部機能も使えません。
- 更新後は必要に応じてスマホへの再搭載を行います。 → スマホに電子証明書を搭載する
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よくある質問
- カードの更新と同時にできますか?
- 可能です。カード更新の来庁時に電子証明書の状態も併せて確認・更新すると効率的です。
- 期限前に更新して損はありませんか?
- 期限の3か月前から更新可能で、前倒しでも新しい証明書の有効期間は十分に確保されます。
- 更新だけで費用はかかりますか?
- 自治体運用により異なります。更新は無料の場合が多いですが、再発行や再交付が伴うと費用が発生することがあります。
公式リンク
※本記事は一般向けの概要です。受付時間・持ち物・手数料は自治体で異なります。最新の案内は必ず公式ページでご確認ください。



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