最終更新:2025/10/20
結論(最短ルート)
暗証番号を忘れた/ロックした場合は、市区町村の窓口で初期化(再設定)します。手続き自体は数分で終わることが多いです。必要なものを持って混雑しにくい時間に行くのが近道です。
- 4桁の暗証番号(利用者証明用・券面事項)は3回でロック。
- 署名用暗証番号(6〜16桁の英数字)は5回でロック。
- ロック解除・再設定は窓口で本人確認が必要です(オンライン不可)。
どの暗証番号?(用途と違い)
| 名称 | 桁数 | 主な用途 | 誤入力でのロック |
|---|---|---|---|
| 利用者証明用(4桁) | 数字4桁 | マイナポータルのログイン/コンビニ交付 | 3回 |
| 券面事項入力補助(4桁) | 数字4桁 | 窓口端末での読み取り補助など | 3回 |
| 署名用(6〜16桁) | 英数字6〜16桁 | オンライン申請・署名、特定手続の同意 | 5回 |
※初期設定時に4桁の2種は同じ番号を設定している方が多いですが、別番号になっている場合もあります。
まずは自己チェック(行く前に)
窓口に持っていくもの
- マイナンバーカード(必須)
- 本人確認書類(運転免許証など。点数・組み合わせは自治体案内に従います)
- 必要に応じて通知カード・住民票等(自治体指定がある場合)
手数料は原則不要ですが、再交付や証明書再発行が伴う場合は費用がかかることがあります。
窓口での流れ(所要5〜10分目安)
- 受付で「暗証番号の初期化・再設定」を伝えます。
- 本人確認ののち、端末にカードをセットし新しい暗証番号を設定します。
- 控えの紙を受け取り、その場で一度ログイン等を試して確認します。
署名用のみロックの場合でも、同時に4桁の番号を見直すと後のトラブルを防げます。
ケース別メモ
4桁だけ分からない/ロック
- 窓口で利用者証明用(4桁)の初期化・再設定を行います。
- コンビニ交付・マイナポータルの利用が再開できます。
署名用(6〜16桁)だけロック
- 窓口で署名用暗証番号の初期化・再設定を行います。
- 電子申請・署名が必要な手続で再び使えるようになります。
カードをなくした/盗難の恐れがある
- まずは24時間の一時停止を行います(0120-95-0178)。
- 停止後、再交付の手続きに進みます。
電子証明書の期限が切れていた
- 暗証番号の再設定だけでは使えません。電子証明書の更新をあわせて行います。
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よくある質問
- オンラインで暗証番号の再設定はできますか?
- 暗証番号の初期化・再設定は原則、窓口での本人確認が必要です。
- 番号をメモしていない。今後の管理は?
- 番号の写真保存は避け、紙の控えを物理的に分けて保管するのが安全です。
- 署名用だけ別の番号にしても大丈夫?
- 問題ありません。用途が異なるため、覚えやすいルールで分けても構いません。
- 何度も間違えてロックしたらカード自体は使えなくなりますか?
- カード自体は使えます。該当の暗証番号や証明書がロックされるだけで、窓口で初期化・再設定できます。
公式リンク
※本記事は一般向けの概要です。手続きや持ち物・受付時間は自治体によって異なります。最新情報は必ず自治体・公式ページでご確認ください。



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